波多野さんとの録音無事終了!

 エイベックスレーベルへの波多野睦美さんとの録音が無事終了しました。
3月4日のリハーサル開始から10日まで8日のランチタイムコンサートをはさみ、1週間の長丁場でした。
 
 録音自体は7日に始まりましたが、次の日午前中からコンサートだったため実際に7日に録音できたのは器楽曲1曲のみ。8日は6時にホールをでなければならないという制約があったため、9日と10日に集中して録音する、というスケジュールでした。曲目は8日のランチタイム・コンサートとまったく同じです。(そちらをご参照ください)
 
 浜離宮朝日ホールはとても響きのよいホールでしたが、極度の乾燥(30%以下)のため舞台上に濡れタオルをそこかしこに置き、また譜面台にも濡れタオルをかけ、また加湿器を2台急遽購入するなど乾燥との戦いでした。30分も続けて弾いていると音が変わってきてしまうので、プレイバックを聴きに裏に行くときなどは必ず霧吹きでケース内を湿らせ、楽器をケースに入れてしばらく湿気を含ませるという処置をしなければならないほどでした。
ともあれこのホールを知り尽くしている桜井さん(サウンド・エンジニア)のおかげでとてもよい音に取れたと思います。
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      (赤いシャツが桜井さん)

 波多野さんの歌唱は本当に素晴らしく、僕はコンサートでは不覚にも舞台上で涙を流してしまいました。前半はパーセルだったのですが、いまの日本でイギリス物をこれほどに歌える人は彼女をおいて他にいないと思います。英語の発音、表現、どれをとっても本場の歌手にひけを取りません。パーセルは僕の大好きな作曲家なので、本当に幸せでした。
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       (パーセル 嘆きの歌を収録中)

 録音期間中は時間に追われたため休憩時間も館外に出ることもままならずせっかく築地市場のそばにいるのに市場を見に行くことも出来ず多少歯がゆい思いもしましたが、美味しいお弁当を支給していただき(うなぎのせいろ蒸しとか、なだ万の高級弁当)元気が出ました。このプロジェクトのためにベルギーから来日したチェリスト、ミシェル・ブーランジェ君も短い日本滞在を楽しんだようです。それでも一回はミシェル君を連れておすし屋さんに行きました。築地すし清本店。
陶芸家の中里隆さんに教えてもらったのですが、チェーン展開(ニューヨークにも支店があります)をするすし清ですが、築地の本店はお値段もそこそこのわりには、他の店舗よりよいようでマグロ好きのミシェル君もホタテやホッキ貝に感動するなど存分に新鮮なネタを楽しみました!
あれ、音楽の話のつもりだったのに、いつの間にか食べ物の話になってしまいました・・・
寺神戸 亮
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      (濡れタオル・・・)
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by boreades | 2005-03-17 19:03 | 雑記  

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